日本の美しいしきたり衣替え「平安」
衣替え(更衣)現代においては、冷暖房の設備で崩れてきた更衣(ころもがえ)の習慣。
衣更えは、バタバタと忙しい毎日に心にユトリをもって、
節目節目に行う日本の美しいしきたりです。
自分を見直し、心を清める気持ちを込めて心を彩る。
四季のある日本で、その季節にあった装いを楽しむ・・・
衣替え「更衣(ころもがえ)」
「更衣(ころもがえ)」は、平安時代の宮中から続く日本の美しい習慣です。
平安時代には、季節の節目節目のお祓(はら)いの意味合いも込められていました。
平安時代の更衣(ころもがえ)
現在の5.6月頃=旧暦四月朔日(1日)・・・冬装束を夏装束に
十月朔日(1日)・・・夏装束を冬装束に
(建武年中行事に記載)
平安時代では、冬装束を夏装束に替える際、同時に檜の素材を使った扇から涼しげな竹と和紙を使った扇へと身の周りの調度品も改めました。
更衣には平安貴族の女性のおしゃれや遊び心も・・・
着物、調度品の更衣のほかに、部屋のしつらえは季節に合わせられ、畳も新しくされることもありました。
「更衣(ころもがえ)」は「こうい」とも読まれ、平安時代の職名をあらわす言葉でもありました。
更衣とは、平安時代天皇のころもがえを司る役をもち、皇后、中宮、女御につぐ地位をももちました。
有名な源氏物語の桐壷更衣がその職にあたります。後にこの「職名」と「しきたり」を分けるため、今に続く「衣替え」と表されるようになります。
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